The Phantom of the Opera オペラ座の怪人
哀しく美しいラブ・ストーリー
キャメロン・マッキントッシュ&
リアリー・ユースフル・グループ
制作
アンドリュー・ロイド=ウエバー作曲
チャールズ・ハート作詞
1986年10月、ロンドンのハー・マジェスティーズ・シアターで開幕、空前の大ヒットとなった『オペラ座の怪人』。18カ月間のロングラン興行を記録したロンドン公演後には、オリジナル・キャストがブロードウェイのマジェスティック劇場で長期公演した。以降、世界各国での公演が展開、124都市で8,000万人の観客が訪れたという、ミュージカルの中では最大級のヒット作品である。その背景には、「キャッツ」「ジーザス・クライスト・スーパースター」「エビータ」など数々のミュージカルを世に送り出した作曲家アンドリュー・ロイド=ウエバーをはじめ、若手作詞家チャールズ・ハート、演出は「キャバレー」や「スウィーニー・トッド」「エビータ」を手がけたハロルド・プリンス、振り付けはミュージカルやオペラなどで幅広く活躍するギリアン・リン、豪華な衣裳や大掛かりな舞台は故マリア・ビョーンソンという超一流の面々が結集したことがある。衣裳230点、舞台22セット、キャンドル数281本、キャスト&オーケストラ奏者130人という超豪華なまさにメガ・ミュージカルの先駆け。7つのトニー賞を含む、計50以上の賞に輝いた作品でもある。
主役の怪人を、オペラやミュージカルで活躍するオーストラリア人歌手のアンソニー・ワーローが11年ぶりに演じるほか、キャストにはオーストラリア人を多く起用している。ワーローは、ドラマチックな曲に負けない声量だけでなく演技にも優れ、強烈な印象の怪人役を好演。怪人が密かに愛する娘クリスティーンには、同じくオーストラリア人歌手アナ・マリーナ。「音楽の天使」すなわち怪人がクリスティーンに歌のレッスンを行う時、極限に近い高音で歌わせる場面での声が聴き所。持ち前の透明感ある美声で可憐なクリスティーンを描く。
「ミュージック・オブ・ザ・ナイト」「オール・アイ・アスク・オブ・ユー」「音楽の天使」「オペラ座の怪人」など数々の名曲が散りばめられ、感動を覚えるその哀しくも美しいストーリー展開、そして圧倒される豪華な舞台や衣裳と、ミュージカルに不可欠な要素がすべてそろった作品と言える。9月14日まで上演中。
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◆あらすじ
1911年のパリ・オペラ座。劇場で使用された品々がオークションにかけられている。集まった人たちの中には当時を知る、車椅子に乗ったシャニュイ子爵(ラウル)もいた。彼は懐かしい音楽を奏でる猿のオルゴールを落札。次の品、巨大なシャンデリアを覆っていたべールが取り払われて明かりが点くと、パイプオルガンの奏でる壮厳な音楽とともに、シャンデリアは揺れながら頭上高くあがっていく。時は50年前にさかのぼる。
第1幕―19世紀中期、パリのオペラ座。劇場では怪人の仕業とされる謎の事件が続いていた。オペラ「ハンニバル」でプリマドンナの代役を務めることになったコーラス・ガールのクリスティーン(Ana Marina)は密かに亡き父の贈り物、「音楽の天使」に歌のレッスンを受けていた。舞台は大成功を収め、幼なじみのラウル(Alexander Lewis)とも再会を果たす。その夜、「音楽の天使」が現れ、クリスティーンはオペラ座の地下にある彼の隠れ家へ連れ去られる。「音楽の天使」と名乗ってクリスティーンに歌を教えていたのは、愛するクリスティーンをプリマドンナにして自作の歌を歌わせたい、オペラ座に住む怪人(Anthony Warlow)だった。仮面を取って正体を知ったクリスティーンは怪人に同情する。一方、地上に戻ったクリスティーンはラウルから求婚され、嫉妬する怪人。その後、数々の奇怪な事件が起こるようになる。
information
▼会場:リリック・シアター(The Lyric Theatre, Star City)
▼日時:火〜土8PM、マチネ水1PM、土2PM、日3PM
▼料金:A席$104.90〜$109.90(水1PM公演$89.90)B席$79.90
▼予約Tel:1300-795-265
▼Web: www.thephantomoftheopera.com.au、www.ticketmaster.com.au(Ticketmaster)



